楡周平「プラチナタウン」読了

楡周平の「プラチナタウン」をいつものように文庫本で読んだ。

出世街道を外された総合商社の部長がやけ酒をあおって泥酔し、膨大な負債を抱えた故郷の町長を引き受けることになって、財政再建をはかるという物語。


文庫本の表紙が大泉洋WOWOWにドラマ化のコラボだったから買ったわけではないが「楽しい老後でなにが悪い!これぞニッポンを救う処方箋。」のコピーは大泉洋にぴったりだ。


高齢者が幸せな生活を送れるならば周辺整備ももっとダイナミックに動くだろうと提案されている。

老人向けテーマパークタウンの構想は以前見たことがあったが、ハードの配置ではなく今なら利用する側からも見えるような気がする。