起きていてもシッコは

(たくましいのは、たんぽぽか)

ここのところ夜間の母のシッコの回数は、ベッドに横になっていようが起きて車椅子にいようが30分もしたら「シッコしたい」というのは変わらなくなった。


シッコというからさせて布団掛けて隣の部屋に戻ったらもうモソモソと「シッコする」と起き上がろうとする。


寝ていられないならと車椅子にしても前のように1時間くらいトロトロと眠っているということがなくなって、すぐに「シッコしたい」と車椅子から降りて歩き出そうともがき始めた。


これではかえって束縛感がありステップに引っかかったり危なそうだ。


結局ベッドに戻してアラームが鳴ったらすぐに駆けつけることに。


暑いし、寝苦しい夜だった。

いつの間にかオカンが見に行くようになって、私は眠っていた。