物置から車椅子押して来た

夕食の後すぐにベッドに行きたがる母を、寝るには早すぎると居間に留めていたら「この車椅子を物置から押して来てしまったから、返して来ないとならない」と言い出した。

今朝は早くから起こされたものだからオカンが、物置から車椅子を持って来たというのはお母さんの思い込みだよと説得にかかる。

話題を変えると「ヨッちゃんは帰って来ないのかい」と母が軽く言う。
う、誰のこと言ってるの。


今日はデイサービスの日で、オーナーさんがこのブログ読みましたと介護新聞の「リアルタイムに感応する認知症ケア」の連載記事(緑風園菊地雅洋総合施設長)をコピーして届けてくれた。
オーナーさんの経験的にも「過去と現在がつながらない中で“初めて出会う誰かが”いつも自分のことを思い支えれば認知症の感情はリアルタイムに感応する」から、否定することなく繰り返し繰り返し受け止めることで安心してくれるでしょうと。