誰か来たみたいだ、

「誰か来たみたいだから」と起き上がってはまた横になる母。


明け方、気付いて見に行ったらオカンが二人いてもしょうがないから寝ててと言う。

シッコしてものの5分でまた起きたを繰り返していたようだ。


毎度のことで一々イラついてないでということなのだが。

+3日目の朝が明けて、母はまたベッドで横になった。



寝てる合間あいまで、佐々木譲「屈折率」1999年12月刊行を文庫でやっと読み終えた。


大田区の町工場の再生ストーリーだ。

やり手の元商社マンが、職人技のモノ作りの経営者に変わって行った。


流通からモノ作りに。必ずしも儲かる話しでもないけど、そこが基本でありたい願望だ。