夜中にシッコするなんて

30分、小一時間で夜中シッコに起きている母だが、シッコ終わって「夜中にシッコするなんて、知らんかった」と言う。


「どこから、来ているんだか知らん」とわからないことばかりの母だ。


昨夕は、「私の兄さんは早くに死んだけど、姉の○○はどうしてるだろう」と聞いた。
亡くなってお葬式に行った。妹の○○もみんな死んだんだよと話すと、やや暫くして「姉も妹も死んで、私一人かい」と聞く。


思い出せないもどかしさにいらつくのでしょう。


夜中に起きたのは、また別のこと。


明け方、「誰か起こした」とシッコを意識しないで、私を「起こしてしまったかい、申し訳ない」と言うのも母の別の気遣い。



いずれにしても、こっちの眠たさは感情抜きで機械的に処理したかった。