3000日の介護記録映像

NHKスペシャルの相田さんの3000日の介護記録の映像の説得力がありましたが、「これからあの世に行きます」とか言葉の表現も笑ってしまったが内向しなくてよかったんだろうなと見ていた。
家族は起きたことにどう対応するかを考えるけれど、専門職はこれから起こることにどう対応するかを考えているという和田行男さんらの知恵がうまく家族に伝わるとしなくていい苦労はしないで済むのでしょう。
排便の始末についても家族は出来なくなった、わからなくなったと思うけれども、新田医師のそれが普通の事なのだという行く末を認識できていない。
訪問看護師の秋山さんが終末期のなにもしないということの意味に触れられていたが、家族は覚悟しなければならないと思っていてもどんな風にソフトランディングさせるのかイメージはない、そこに寄り添う優しい眼差しを感じた。
と、まぁ感じながらテレビを見ていたんだけれど、そばには今言ったことも忘れてしまった母が居て、相変わらず私はカリカリしています。


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