何を心配したらいいかわからん

明け方からの30分置きのシッコに少々くたびれ果てて母のご飯が遅くなった。
 
 
お腹すかないのと聞いたら、「私はいいんだけど、買い物に行っていないから皆にどうやって食べさせたらいいかと思って」と。
 
 
昨日のことだが、母の長姉の嫁とバッチ子が所用で来たからと寄ってくれた。
母の甥っ子といっても80、70過ぎているが。
 
お土産に持って来てくれた自家ハウス製のミニトマトをほぼ一人で食べて、最初は誰だかわからないと言っていた母が、「畑は」とか「姉さんどうしているの」と言ってから「亡くなったね」と言い直したり記憶はきちんとシンクロしている部分もある。
 
 
8歳上の従兄弟だとだいたい背中を追いかけるようなところで私が今体験するようなことは経験されているから悩み相談みたいな話しになるし、親戚のこともわかっている。
 
母がこんな状態で人の心配するようなこと言わないでもと言えば、そこは母の長姉の子、母方のじいさんの話しまでさかのぼってくれた。
 
 
従兄弟たちが帰った後はケアマネさんが来月のケアプランを持って来たり、訪問看護師が来たりだったが、ずいぶんクリアだった。
 
 
 
 
今日の母は、茶の間は近くの孫が来ていたからなかなかベッドから離れなかった。
 
所在なさげにしているから聞いてみたら、「何を心配したらいいかわからん」と。