ラジオつけたまま消すの忘れた

母がシッコをするのに起き上がる理由に今朝は「ラジオつけたまま消すの忘れた」が加わった。


寝ている母が「誰か窓叩いた」とか、もっとストレートに「誰かに起こされた」と起き上がる時は概ね尿意を覚えて起きたのだがシッコしたいかと聞くと「違う」と答えまた寝てしまう。


母はよくラジオをつけてベッドに腰掛けて窓の外を眺めていた。

カセットテープに録音してもらった法話を聞いてもいた。


骨折してベッドにいる時間が長くなったからテープを聞くかと姉が新しい話しを用意してくれたが、聴こえないからとその楽しみも忘れられた。


だからラジオの消し忘れを言うのも色んな記憶の掘り起こしになるのかと思ったりするけれど、それとこれは別もの。