生活時間帯の逆転か

母が夕方に「こわいからベッドで横になりたい」と訴えることが多くなって来た。

こっちが寝る時間に起きることが見えているから極力ベッドに行かせないようにしているが、今朝も完全におかしくなった。


深夜1時過ぎ、相変わらずのシッコ。

1時間後、シッコ。


30分してアラーム。
「(押入れを指して)何か入れていった」と。

戸を開けて入っているよと見せてシッコに座らせる。

ベッドに戻すが、まだ「押入れに箱がある」と譲らない。

今度は押入れの戸を開けるだけでなくワイシャツの紙箱や帽子の箱を降ろして見せる。

元々あったものを降ろして見せるのだが、そのうち何を確かめたいのかわからなくなった。


そんなことをしているうちに「お父さん、誰だかわからないけど、朝ご飯食べていないでしょう」と、お腹すいたと言いはじめた。


夜中の2時3時に「朝から何も食べていないから」となってご飯食べさせるのも大変で、いただきもののチーズケーキを少し食べさせた。

温かいスープでも飲ませれば治まるかと作れば、お湯が熱すぎた。

スポーツ飲料も一緒に出せば、「あぁ、おいしい。棚からボタもちだ」と。


これで寝てくれるかと思ったら、ベッドに横になるとすぐに「ウンチしたくなった」と。

7日ぶりの排便の兆しは喜ばしいことだったが、栓している親指の頭くらいの堅物をやっとひり出したら力尽きた。

ポータブルトイレのバケツの始末をして戻ったら、栓が取れて本体が出たがっていた。

7日ぶりにしてはバナナ1本半、少ないかと思う分量だが、最後は軟便でバケツの始末に走る。


これで終わりかと思ったら、午前5時、夜明けの時間になって母は寝ていられない。